靭帯断裂

過度な外力がくわわると靭帯断裂となる場合があります。
捻挫も靭帯断裂に含まれます。
1度一部断裂・2度部分断裂・3度全部断裂と症状別に3段階あります。
柔整師はしっかりとした鑑別をおこない、症状にあわせて適切な固定処置と必要な場合は病院へ送ることが必要です。
例えが適切かどうかわかりませんが アロンアルファなどでもくっつけて、乾ききる前に動かしてしまうと ぐらぐらの状態ですよね?
固定が大切なのです。
ギプスをまかなくてもなおりますが3割か4割の確立で 後遺症が残ります。

初期治療がミスしてしまうと靭帯がゆるくなってしまうので 大変なことなのです。
乾ききる前に靭帯がゆるくなってしまうと こけやすくなったり 「捻挫がくせになる」というのはそういうことです 一度ゆるくなった足は手術しないとよくなりません。

内側に足をひねった捻挫(2度・中度)


「内反矯正」内側に足をひねった捻挫で靭帯の部分断裂です。
二度・中度の断裂です。

靭帯損傷・捻挫

スポーツで走っていて足をひねり靭帯の捻挫をしました。
捻挫の場合、程度にもよりますが
最初はギプスでシーネ固定をおこないます。

シーネ固定は患部全体を石膏で覆いしっかりと固定します。

最初はしっかりとした固定が必要です。

3日後はシーネ固定をはずしてヒールキャスト固定に変更しました。

シーネ固定は重いし、蒸れるし、足がつけないというところから ヒールキャスト固定に変更します。

ヒールキャスト固定はプラスティック素材で軽く、2週間つけられます。
メリットは足をつくことで靭帯の強度を増し、筋肉の回復をはやめることができます。

早く治るし復帰も早いです。

一般的な接骨院・整骨院ではこうした固定はできないのですが
ギプス塾の塾生、日本柔整外傷協会認定の治療院であれば
適切な処置ができます。

マラソン中に足を捻り、外側側副靭帯損傷

10日間、ヒール付きのギプスでギプス固定を行いました。
このギプスは荷重のできるギプスですので、筋力低下も最小限に抑えることができる優れものです。
これにより患部の修復能力も高まったため、3週間目には軽いランニングができるようになり、1ヵ月後の10キロマラソンに参加されたそうです。

その2ヶ月後にはフルマラソンを走り、なんと自己新のタイムで完走できたとの嬉しい報告をいただきました。